マドリードバル HASTA LOS ANDARES(アスタロスアンダレス)
今回はイビザ地区にある、
HASTA LOS ANDARES(アスタロスアンダレス)というバルを紹介します。
店名: HASTA LOS ANDARES(アスタロスアンダレス)
地域: イビサ周辺
雰囲気: おっさんバル、生ハム専門、軽食、中~大人数
用途: 酒飲み、小~中人数(2~4人くらい)、おつまみ、飲むだけ
HASTA LOS ANDARES(アスタロスアンダレス)はレティーロ公園のすぐ横にあるイビサ地域にある、生ハムとチーズ専門のバルです。
バルの入り口は一見わかりにくいのですが入るとそれはそれは生ハムとチーズのしつこい感じのいい匂いで充満しています。ここは生ハムとチーズのお店にバルがついたようなイメージで、店内に入るとすぐにショーケース内で生ハムとチーズを販売もしています。
一見小さなバルに見えるのですが、お店自体は結構奥まっていて奥には大人数用のテーブルもあります。
しかもこのバルお店のメニューが生ハムの形になっていてついつい写真に撮りたくなります。めっちゃ可愛い。
このバルのおすすめは何といっても生ハム!!
生ハムといっても色々種類があるのはご存じだと思いますが、この店の種類の豊富さはたまりません。
セラーノとイベリコ豚の生ハム、ロモ、チョリソ、サルチチョンはもちろんのこと、牛の生ハムであるセシーナ、そして更にイノシシやシカなどなかなかマドリードでは食べることのできない生ハムが食べられます。
しかもポーションではなくタパスで食べられのが嬉しい。いろんな種類の生ハムを試すことはポーションの量が多いのでなかなか厳しいのですが、ここであればタパスで頼めるので量も少なく、4人ほどで行けばもう十分というほどいろんな種類の生ハムが楽しめます。
それにこのお店のいいところ、それは飲み物を頼むと必ずと言っていいほど生ハムがお通しとして出てきます。しかもいいやつです。ほかのバルではいい生ハムがお通しで出てくるなんて正直考えられないのでここは飲みにだけでも行く価値ありです。
あと、このお店はワインの品揃えもすごいいいです。
定期的にワインのカタ(試飲会)をやっているため、普段はあんまり見かけないワインも多くそろえています。
特に生ハムやチーズとあう赤ワインについては本当に品揃えがよく、希望のワインの味にあったワインを提供してくれるので大満足間違いなしです。
おすすめセット
Surtido de Iberico(生ハム、ロモ、チョリソ、サルチチョンの盛り合わせ)
赤ワイン(店員さんセレクト)
料理
★Surtido de Iberico
生ハムといっても色々と種類があって、それぞれを頼むのにどれがいいのかわからない。そんな人にはSurtido de Ibericoがおすすめ。
このプレートにはJamon Iberico, Lomo Iberico, Chorizo Iberico, そしてSarchicon Ibericoの4種類が1列ごとに綺麗に盛り付けられていて見た目と味はもちろん、価格もサイズも選べるので本当におすすめ。
一皿で4種類のイベリコ豚ってすごくないですか?
ただ、1番小さい皿でもちょっと多く感じるので、4人くらいで頼むのがベストだと思います。イベリコ豚自体は結構しつこいので。
★Cecina de Wagyu
これはここでしか食べれないと思います。ほかのお店に行くとCecina de Leonとかはよく見るけど、なかなかWagyu自体は見ないです。(和牛といってもアビラで生産されてるんですけどね。ただ、育て方は日本の牛と同じにしてるそうです。)
このCecinaが半端なく美味しいんですよ。何というのか、油の部分が甘くて臭みが感じられない。これは本当に食べてほしいです!!
飲み物
★グラス赤ワイン(Copa de Vino Tinto)
生ハムとあうのはやっぱり赤ワインですかね。
このお店の店員さんに味を伝えたらこれがいいんじゃないみたいな感じでおすすめしてくれますよ。
脂身が多いイベリコ豚の生ハムとあうとしたらフルボディー( Con Cuerpo)
脂身が少ないのとあうのは軽め(Ligero)とか言っておけば大丈夫かと。
〇ビール
ビールもやっぱ合うんですよね。笑
ビールでもしっかり生ハムのお通し出てくるのでそこは安心して飲んでください。
個人的にはチョリソとかサルチチョンとあうのはビールかと。
イビサ地区は比較的値段の張るバルが多いのですがこういったちょっとしたバルをつまみながら飲み歩くのも楽しい地域です。
せっかくのスペイン、日本には持って帰ることのできない本場スペイン生ハムをもう無理ってくらいまで楽しんでみてはいかがでしょう?